蓮の花写真で考える三分割水平構図<カメラ講師が教える花写真のコツ>

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写真の腕を今よりアップさせたい、と思ったら、一番効果が上がるのは「構図について考えること」なのではないか、と思っています。

商業目的、作品撮り、記録など様々な目的で写真を撮るわけですが、その目的は、ひとことで言ってしまえば「見せたいものを見てもらう」ということですよね。そうすると、四角い写真の中で視線を導いたり、メインの被写体を強調したりするためには、意識的に練り上げた構図が欠かせないと思います。「写真に構図なんで関係ない、撮りたいものを計算せずに撮るのが良い写真」というようなことを言われたりするのですが、たぶんそうおっしゃる方は意識しなくても自然に構図感覚が身についていて、考えずに撮っても収まりのいい写真になるのではないでしょうか。

構図感覚を身につけるには、古今東西の名画を見て、この作品で画家はどこに視線を誘導しているのかな、と考えてみるのがおすすめです。写真と違って絵画は画家が絵の中をすべてコントロールして作り上げているので、自然界では難しい完璧な構図を見ることができます。

と、難しいことをお話しましたが、言いたいことはひとつ。構図を考えて撮ってみましょう、ということですね。

今回はちょうど水平構図を考えるのに良さそうな写真が撮れたので、さあ一緒に構図のレッスンしましょう♪
※○○構図という呼び方については人それぞれ、本それぞれだったりしますので、ここでは「水平線を強調した構図」というニュアンスで使っています。

まず、水平構図とは。
2015-05-15 before
公園のテニスコートで練習している人を撮ったもの。かっこいいスマッシュのポーズが撮れないかな、と眺めていたのですが、チャンスがなかった。

2015-05-15 12.58.43
横の石垣のところで上下の色を変えてみました。ちょうど三分割水平構図(下1/3)になっています。この水平線が曲がっていると不安定で気持ちが悪いので、注意しましょう。

三分割水平構図は安定感があるので、ここにテニスプレーヤーの動きが加わると、アクティブさが強調されて良かった(はず)!

さて、ここからが今日の本題。
三分割水平構図は、上1/3にラインがあると力強い・男性的、下1/3だとロマンチック・女性的、と習ったことがありますが、同じ被写体で比べてみるとどう感じるのでしょうか。
町田市の蓮の名所、薬師池公園の蓮畑で撮ってきた写真で比較してみましょう。
2015-08-07 10.45.05
上1/3バージョン。

2015-08-07 10.45.31
下1/3バージョン。

それぞれどう感じるでしょうか?
私自身は、上1/3のほうが蓮の葉の前ボケ効果もあって幻想的な印象、下1/3は雄大さを感じたので、習ったのと逆の感覚かな?
印象に正解はないので、自分ならどう撮るか考えてみるヒントにしてくださいね!

この2枚以外の蓮の花写真は、SHOT JAPAN GALLERYで公開しています。良かったらご覧ください。