薬師池公園の桜は四分咲き&ホワイトバランスで楽しむ桜

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昨日は個人レッスンの生徒さまと一緒に町田市桜の名所のひとつ、薬師池公園に桜撮影実習に行ってきました。

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まだ四分咲きという感じでしたが、今日の温かさでぐっと開花が進むのではないでしょうか。

昨日は花曇りということもあって、桜がかなり白っぽく写りました。これはこれで繊細な日本画のような色合いで美しいのですが、私たちが心の中でイメージしている桜はもっとピンクが強いですよね。
このように、「イメージの中の色」のことを、「記憶色(きおくしょく)」と言います。

記憶色と写真で撮った画像の色が大きく違うと、なんとなく納得感がなく、がっかりしてしまうことがあります。しかし、記憶色は言葉のイメージに引きずられていることが多く、実物より明度も彩度も高いのが一般的。漆黒の髪といったら濡れたように黒く輝く髪ですが、そこまで真っ黒の人は少ないですし、赤いリンゴというと真紅を想像しますが実物は黄色がかっていたりします。現実で目で見ているぶんには、記憶色と実際色の違いは気にならないのですが、これが写真になると、色がきれいに再現できていない、と感じてしまうのです。

そのため、商業写真や印刷写真では特に、レンズフィルターを使ったり、Lightroomなどで現像処理をして、記憶色に近づけてるのです。

そこまでしないとしても、カメラの設定で色味を加えて楽しむこともできます。

ホワイトバランスで一味違った桜にしてみよう

上の写真はオートホワイトバランス(カメラに光源の白さの判断を任せたモード)ですが、「白色蛍光灯」を選択してみると、こうなります。

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白色蛍光灯はやや赤みがかった光なので、カメラはちょっとだけ青み(青紫に近い)を加えて、白を白く撮ろうとします。そのがんばりを利用させてもらって、全体に少し青みピンクな写真になります。
このくらいの色のほうが、記憶色の桜に近いかもしれません。

次は、白熱電球(タングステン、白熱灯とも)を選択しました。

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白熱電球はとても赤い光源ですから、カメラはかなり青さを加えてきます。なのでこの写真はかなり青く、寒々しいですね。でも、冷え込んだ日が続いて桜はまだ満開ではない、というイメージになりますよね。

ホワイトバランスを変えて写真を楽しむときの注意点は次の二つです。

必ず撮るたびにAWB(オートホワイトバランス)に戻しましょう

皆さんけっこうな確率で忘れます。次の写真も、そんなつもりじゃなかったのに真っ青、とか本当によくあります。ホワイトバランスのレッスンをやると、たいてい次の回に「そのまま撮っちゃったんです~」と言いながら宿題を出してくる生徒さまが本当に多いです! お忘れなきようお願いします。

補色の被写体には気をつけましょう

例えば、ホワイトバランスをさらに自分で微調整するモードを使って、桜にマゼンタの色を載せて撮影するとします。桜はきれいなピンクになりますが、背景に緑の部分があったりすると、ちょっと汚い色になってしまったりします。

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これはオートホワイトバランス。

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こちらはかなりマゼンタ被りにしたもの。桜は華やかで良いかもしれませんが、後ろの緑はあまりきれいではありませんね。

かぶせる色の補色の被写体が含まれていると、その部分は濁った色になってしまう場合がありますので注意してください。

商品撮影など、正確なホワイトバランスが求められる状況では、グレーカードを使いましょう。私もお仕事写真ではこちらを使っています。