初心者さんでも大丈夫!満月を撮影してみよう

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2015年最初の満月は1月5日でした。お正月明けてすぐの満月、ちょっと特別な感じがしますね。
さて、よくご質問いただくのが、「満月の撮影方法」です。コツを知ってしまうと、全然難しくないし、三脚がなくても大丈夫です。ぜひ次の満月に挑戦してみてくださいね!

 

月を撮影するのに必要なもの

  • カメラ
  • 望遠レンズ

このふたつだけ。三脚やレリーズ(シャッターを押すリモコンのようなもの)がなくても大丈夫です。一眼レフなら、本体とセットでついてきた望遠レンズで撮れます。ものすごーく長いレンズは必要ありません。一眼レフカメラでなくても、高倍率のズームレンズが付いたコンパクトデジカメでも撮影できますよ。

 

どのくらいの「望遠レンズ」が必要なの?

35mm換算で焦点距離200mm以上のものが望ましいです。レンズの焦点距離はレンズの正面に描いてあります。
Fchi
このレンズだと、f=35mmと書いてありますね。これが焦点距離です。単位はmm(ミリメートル)です。35ミリと呼びます。

※35mm換算とは、フルサイズのカメラで使う場合の焦点距離です。カメラ本体がAPS-Cなら、レンズの焦点距離×1.5、マイクロフォーサーズなら焦点距離×2になります。なので、月を撮影するときは、カメラがAPS-Cなら133mm以上、マイクロフォーサーズなら100mm以上あれば使えることになります。フルサイズとかAPS-Cとかマイクロフォーサーズとかについては、また別の機会に!

コンデジなら、15倍ズームくらいあるものなら大丈夫ですよ。

 

カメラの設定

AUTOや風景などのモードではなく、自分で細かく設定できるマニュアルモードにします。
(くるくる回すボタンでMのところに合わせます)

<基本設定>
絞り:F8くらい
シャッタースピード:手持ちでぶれにくい1/125を中心に、1/100~1/800程度で調整する
ISO感度:100~400

月はかなり明るいので、長時間シャッターを開けておく必要はありません。手ブレに関しては、「1/レンズの焦点距離(↑上で書いた35mm換算で)」が手ブレしにくい最長スピードと言われています。つまり、200mmの望遠レンズなら、1/200を目安にするといいということですね。新しいレンズやカメラは強力な手ブレ補正機能がついているものも多いので、お気に入りの機材だとどのくらいまで手ブレしないのか、使いながら把握していくといいと思います。

<ピント合わせ>
レンズを一番伸ばして望遠にして、AF(オートフォーカス)で問題なくピントが合う場合が多いと思います。ピントの中心部分に月を合わせて半押しすればぴたっと合いますよ。もしうまくいかない場合は、AFの設定をスポット(画面の一点だけにピントが合うモード)にしたり、近くの電線などでピントを合わせることもできます。

<WB(ホワイトバランス)の設定>
黄色く輝く月を撮りたかったのに、白っぽくなっていた、という質問が一番多いです。

実際の月はけっこう白光りしているのですが、絵で描くときは黄色や金色で塗りますよね? これは「記憶色」というものです。イメージにある色と実際の色が違うということは、しばしばあることですね。よく例にあげられるのが桜。イメージの中では鮮やかなピンクですが、実際はかなり白いものです。

実際通りに撮れていても、求めていたイメージと違ったらそれは失敗写真になってしまいます。満月も、白く輝く写真を撮りたいならホワイトバランスはオートでいいのですが、黄色く仕上げたいときは晴天がおすすめ。逆に、青白くミステリアスにしたいなら蛍光灯も素敵です。

moon_wb
カメラ:EOS Kiss X5
レンズ焦点距離:238mm
絞り値:F8
シャッタースピード:1/640

使用したレンズはこちら。

このレンズ、手ブレ補正機能がないのです(だからお安いのね)。EOS Kiss X5も手ブレ補正を内蔵していないので、三脚もなく手持ちで補正なしという過酷な条件ですが、このくらいのシャッタースピードならイケます!!