デジタルカメラとフィルムカメラをできるだけ厳密に比較してみる(1)

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デジタル一眼レフカメラが登場したのは1995年、CanonのEOS DCS3という機種だそうです。当時の価格は、なんと、なんと198万円! プロカメラマンでもそうそう購入できるものではなく、企業向けの業務用品だったようです。同年、なんと600万画素のEOS DCS1(なぜ3から1になるのか。カメラメーカーさんの数字の付け方がさっぱりわからない)が発売されますが、こちらはさらにお値段が上がって360万円!!! 円周率か! というプライスでございます。個人が購入できる金額のデジタル一眼レフカメラは、1999年のNikon D1まで待たなければなりません。当時としては破格の65万円で、プロの方やハイアマチュアがこぞって注文したため、生産が追いつかない状態だったそうです。と言うても高いが。1999年といえば就職氷河期まっただ中、不況で閉塞感のあった時代ですが、一方でITバブルの時期でもあり、お金はあるところにはあったのだな、と、カメラの歴史から感慨深くなりました。
※参考にさせていただいたサイト:「デジタル一眼レフの歴史

そんなわけで自分がカメラを始めたのはデジタル一眼が普及してエントリーモデルが出てくるようになってから。最初に購入したのはキヤノンEOS Kiss(初代)です。若い頃はまったく写真に興味がなかったので、フィルムカメラといえば旅行に写ルンですを持って行った程度でした。

周囲のカメラ仲間さんたちの中には、フィルム好きの人も少なくなく、「フィルムにしか出せない味わいがある」「現像を待つ楽しみ」等々おっしゃるのですが、これまで手を出さずにいました。
何が遠ざけていたのか。それは、”撮ってすぐ見れない”この一点に尽きます。そうです、私はせっかちなんです。

しかし、今年の春にフィルムカメラを手に入れる機会に恵まれました。
恩師の飯田先生が、お知り合いの方から譲り受けたフィルムカメラの「ミノルタαSweet」とレンズ一式をくださったのです。ミノルタなら、私のメイン機Sony α7でレンズが使えるのでは、ということで、大喜びでいただきました。ありがとうございます!!

よく確認してみると、ソニーのカメラでもAマウント(ミラーレスではない機種。α99/77/65のように、αのあとが二桁数字)であれば、アダプター無しでミノルタマウントのレンズが使えるのですが、Eマウント(ミラーレス機。フルサイズ機のα7シリーズ、APS-C機はαのあとに4ケタ数字シリーズ、NEXシリーズ。わけわからんな!!)だとアダプターが必要でした。

ではアダプターを購入する前に、条件を出来るだけ厳密に合わせて、デジタルとフィルムの比較をしてみようじゃないか、と思い立ち、一ヶ月ほどかけて取り組んでみたのです。

<比較条件>
※35mmフィルムと比較するので、ボディはセンサーサイズが同じフルサイズ機(Sony α7)と、APS-C機の中でも発色が良いとされているFUJIFILM X-T1の2台を使う
※レンズ性能が近くないと意味が無いので、以下の組み合わせとする。
 ミノルタαSweet+AF MACRO 50mm F2.8
 Sony α7+Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
 FUJIFILM X-T1+フジノンレンズ XF35mmF1.4 R(35mm換算53mm)
※フィルムはFUJIFILM PRO400H。なのでデジタルのISO感度は400で撮影。F値、シャッタースピード、露出を合わせる。
※フィルムの現像は無補正、TIFFデータの所に依頼する。(これについては、現像の回で詳しく書きます)
※Lightroomに取り込んで比較。jpegの比較ではなく、RAWデータでの比較にする。

2015-09-04 11.16.01

室内撮影はこんな感じで、三脚を立てて設定を合わせて撮影しました。
続きはこちら!
デジタルカメラとフィルムカメラをできるだけ厳密に比較してみる(2)