新しい一眼レフ、嬉しいですよね!
せっかくなら可愛くて使いやすいストラップをつけて、どこにでも連れていきたいですよね。
でも意外と、ストラップについて知らないことがいっぱい? 初めて一眼レフを買った方から、よく聞かれるご質問にお答えします!
Q1.ストラップはつけなきゃいけないの?
つけてください! 理由は落下防止のため。けっこうなお値段の一眼レフ、うっかり落っことしちゃったら一発アウトです。
新しいカメラを買った時、私が必ずやるのはこの順番。
- 液晶画面に保護フィルムを貼る。
- (新しいレンズもあるなら)レンズ保護フィルタを装着する。
- ストラップをつける。
試し撮りとかする前に、ストラップをつけます。とにかく落としたら嫌だもん!
Q2.携帯のストラップで可愛いのを持っているから、それを使ってもいい?
「一眼レフ用」のストラップを使いましょう。それには二つの理由があります。
(1)耐荷重が足りない
携帯のストラップは(製品にもよりますが)それほど重いものをぶら下げるのには向いていません。かなりしっかりしたものでも耐荷重1㎏程度です。一眼レフは軽いものでも本体だけで500g以上、レンズをつけたら1㎏は軽く超えてしまいます。
(2)不安定
一眼レフはカメラの両側にストラップを通す穴があります。両側から支えないと、不安定になってしまいます。スマホや小さいコンパクトデジカメのように、一か所だけでぶら下げるとグラグラしてぶつけてしまいやすいです。
Q3.一眼レフ用のストラップを買ったけど、つけ方がわからない!
カメラの取扱説明書に、付属のメーカー名入りストラップを取り付ける方法が載っています。
簡単な取り付け方を写真でご説明しますね。
まず、ストラップを伸ばします。先のテープのような部分を、「先ヒモ」といいます(そのまんまですな)。
ストラップの自分の体側(ストラップの裏面)を上にして、カメラのストラップホールに通します。両側とも方向があっていることを確認してください。ここで片方だけ逆に通してしまって、撮影しているうちにグルングルンになっちゃっている方、意外と多くいらっしゃいます!!
先ヒモの先端を、ストラップの長さを調整するアジャスターの裏側に通します。このストラップにはありませんが、先ヒモの先端を抑える留め具がついているものがあります。
ちょうどいい長さにしたら、アジャスターの遊びがないようにしっかりひっぱって、完了です。
このほかに、アジャスターの中にもう一度通す通称「ニコン巻き」という方法もあります。もう少し複雑なつけ方になりますが、先端がぶらぶらしなくてすっきりしますね。
Q4.ストラップはどうやって選べばいいの?
- 上で出てきた「先ヒモ」の幅が、自分のカメラのストラップホールの幅にあっていること。ストラップホールにはいくつかの形状があり、場合によっては接続用のパーツが別に必要になることがあります。
- 重いカメラなら、肩にあたる部分の幅が広いものを選ぶこと。幅が広いほうが重みが分散されます。
- 首からかけるか、斜めがけにするか決めること。女性は斜めがけのほうが楽で、長めのストラップのほうが人気がありますが、カメラが背中側に回った時に気が付かずに人に当ててしまったり、レンズに傷をつけたりする可能性があります。あまり振り回さない長さにしておきましょう。
Q5.おすすめのストラップは?
カメラライフを楽しくするために、ご自分の心がときめくアイテムを選んでください。
使いやすさはもちろん大切ですが、どこでも持って行きたくなるようにおしゃれをさせてあげるのも大事なことですよね。
私は身長156cm、肩こりしやすく、なで肩体形です。私が自分用にストラップを選ぶ基準は、以下の4点です。
ベルトの幅が2.5~3.5㎝程度のもの→肩に食い込みにくく、ずり落ちない(太すぎるとずり落ちるので)
ストラップの全長が150㎝程度で、アジャスターがついていて長さを調整できるもの→移動中は斜めがけ、必要に応じて短くして首からかけるから
軽い→重厚な革製のものは、それだけで重くなるので避けています
できればカメラケースとお揃いになる→かわいいもので揃えたいから
そんな基準で選んだ一番のお気に入りはこちらです。今、4台あるカメラのストラップ、ケースはすべてミーナさんのものです。
カメラケースもお揃いにしています。
お気に入りのストラップが見つかって、楽しいカメラライフになりますように!