
いつかこの紙を使って作品を、と思っていた憧れのフレスコジクレーが販売終了になってしまうそうなのです…ショック。
夏に新宿のエプサイトに行ったとき、フレスコジクレーの使い方をいろいろと相談させてもらったのに。そう、この紙は特殊で、エプソンのプロセレクションという、でかくて重くて高価なプリンターしか使えないのです。あまりに重くてデスク板が割れそうな気がして、手が出せなかったんだよね、プロセレクション。なので在庫の紙を買いだめというわけにも行かない。いつか買うかもしれないプリンターのために買いだめるにはお値段が高いし、空気に触れると変質する(漆喰なので、硬化していく)性質があり、印刷前の長期保存は難しいんですよね。
あるいは、エプソンのラボで印刷させてもらうか。ラボのサービスにはいつまであるのかなあ。
以前、むらいさちさんの「きせきのしま」展に行ったとき、使っていらっしゃったのがフレスコジクレーだったんですよね。その時に紙の質感に一目惚れして、憧れ続けてたのにな…。むらいさんはラボで製作されたそうです。
こちら、写真集もとても素敵ですが、もし近くで展示があったら、実物を見に行かれるといいと思います。綺麗すぎて言葉が出ないですよ。