ドガのバレリーナを再現した写真が美しい

***お知らせ***

*****up@docomo.ne.jp からお問い合わせをくださいましたK様、メールエラーとなっております。申し訳ございませんが、再度お問い合わせフォームから、docomo以外のメールアドレスをご入力の上ご送信ください。

スポンサーリンク

PetaPixel.comより。
アメリカン・バレエ・シアターのプリマドンナ、ミスティー・コープランドがドガのバレリーナに扮して撮影された写真が、息を呑む美しさです。

copeland1
degas1
http://petapixel.com/2016/02/16/photos-dancer-misty-copeland-recreating-famous-degas-paintings/

バランスをとる踊り子(緑の踊り子)

中野京子『怖い絵』によれば、当時のバレリーナは今のように芸術家ではなく、貴族の愛人候補だったそうです。体のラインを見せつけるような衣装を来て、足を高くあげているのも、高く買ってくれる相手を探すため。ドガは特権階級に属していたので、彼女たちを品定めする貴族専用の席から舞台を眺め、それに批判精神を持つことなく「美しさ」だけを描き出している。生身の人間に対する無関心さが怖い、と『怖い絵』には書かれています。

ドガの絵で踊り子たちの表情は具体的に描かれません。そこが、人を人と思わない冷たさを感じさせるのですが、ミスティー・コープランドが扮した「踊り子」たちは、自分自身の存在に対する誇りの高さが表情に現れていて、「働く美しいひと」の肖像写真となっています。

このプロジェクトはハーパーズ・バザー誌とNYCダンスプロジェクトの共同制作によるものだそうです。NYCダンスプロジェクトのサイトを見ると、人間の体ってなんて美しいんだろうと感嘆して、時が経つのも忘れて見入ってしまいます。

出典:
http://petapixel.com/2016/02/16/photos-dancer-misty-copeland-recreating-famous-degas-paintings/
NYCダンスプロジェクト

画家の隠された意図を読み取る、という作業は、写真を撮るときにも役立ちます。

この2冊も、写真に物語性を加えるためのモチーフ選びの参考になります。