2015年、最高の一枚

***お知らせ***

*****up@docomo.ne.jp からお問い合わせをくださいましたK様、メールエラーとなっております。申し訳ございませんが、再度お問い合わせフォームから、docomo以外のメールアドレスをご入力の上ご送信ください。

スポンサーリンク

2015年も残りわずかとなりました。
今年の自分を漢字一文字で表すと、どうだろう。しばらく考えて、「激」だな、と思いました。環境、状況、心境に激しい変動がありました。

まずは写真教室について。
本格的にカメラ教室講師と名乗るようになってからまだ半年ほどですが、驚くほど多くの方がお声がけくださり、来年はカルチャースクールで合計3クラスを担当させていただくことになりました。それ以外にもコラボイベントのお話や、個人レッスンのご依頼も多数いただき、お応えしきれていないものもあり申し訳ないほどです。こんなに短期間でここまでチャンスを与えていただけるとは、予想だにしていませんでした。生徒さまも皆様朗らかで楽しく、熱心に取り組んでくださる方ばかりで、私はつくづく運がいいと思います。

それから、ストックフォトについて。
これまでマイクロストックと呼ばれるストックフォトに一社だけ登録/販売していたのですが、今年は契約作家になるための審査が厳しい高品質ストックフォトにトライしてみました。何回審査を受けても合格しないという人が多かったり、受け付けてもらえないと言われている2社に申請したところ、両方ともすぐに審査合格となったので、嬉しかったです。契約を交わしたのが年末だったので、写真販売は来年からになります。いい写真を撮らねば!

両社とも、かつてサイト制作をしていたときに素材を購入したかったけれど高価すぎて手が出なかった会社なので、感慨深いものがあります(笑)

これまでやってきた様々な仕事の経験、そこでお客様から教えていただいたこと、恩師の方々のご指導が自分の中で醸成されて、今年に繋がったと思います。自分は周りの方々のお力でできているんだなあと改めて感じました。みなさまからいただいた土を耕し、肥料を入れて種を撒いてきたものが、芽を出してくれた一年でした。来年はこれを大切に育て、花を咲かせたいと思います。

個人的には、3月に最愛のコーギーきなこを亡くしたことが大きかった一年でした。写真を撮るきっかけをくれて、ずっと最高のモデルさんだったきなこ。これまで辛い時も、苦しい時も、そばで支えてくれたのはあの子でした。きなこが重い病気になり、余命一ヶ月と言われたときは、もうカメラを持てないのではないか、とも思いましたが、それはきなこが望むことではないだろうと、亡くなる寸前も、葬儀の写真も撮影しました。天国に送ってからは、一緒に散歩した道をひとりで歩き、四季を撮りました。今年の写真はどれも寂しい色です。

春にきなこの写真で参加した写真展にはとてもたくさんのお友達が来てくださって(新潟から京都まで!)、感想のノートにきなこへの言葉を書いてくださって、でも、あれはまだ読み返せない。夏頃には、あまりの喪失感に起き上がれない日もありました。今もまだきなこに話しかけ、泣いている毎日です。たった10kg程度の犬が、これほど大きな存在だなんて。時間を巻き戻せるなら、どこまで戻したら、あの子が病気にならない未来への分岐点が見つかるのだろう、と思うこともあります。

それでも少しずつ前を向けるようになったのは、大勢の方々が優しく支えてくださったからです。きなこの病気がわかったとき、食べられそうなものをたくさん抱えて会いに来てくれた親友。何かと気遣って声を掛けてくださった恩師。心配してくれた昔からの友達。コーギーを通じて親しくなったたくさんの犬仲間。みなさまがくださったお気持ちは、これからもずっと私の中に空いたコーギー型の悲しみの穴をふんわりと覆ってくれるのでしょう。

今年、私にとって最高の写真はこれです。
2015-03-05 11.39.26
きなこが亡くなる1週間前、12歳の誕生日を迎えて撮ったものです。
病気が進行し、体力がなくなってきていたのに、カメラを向けたら笑顔になってくれて。疲れさせないようにささっと撮ったので、パーフェクトな写真ではないけれど、この1枚が私を支え、強くしてくれました。これがあるかぎり、私はだいじょうぶ。

来年は、もうちょっと泣く日を減らして、いい写真を撮って、楽しい授業をして、生徒のみなさまからたくさん笑顔をいただけるようにしたいです。いや、します!!